私はティファールのフライパンを5年以上使い、その後エバークックを使っています。
「エバークックとティファール、どちらを使おうか悩む…。」
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、エバークックとティファールを両方使っている私が、選び方やそれぞれの特徴についてご紹介します。
新しいフライパン選びの参考にしていただけると幸いです。
今回は、2社とも取っ手が取り外せるタイプで検証したよ。
結論|使いやすさor料理のクオリティどちらを優先するかで決める
結論からいうと、日々の使いやすさを求める人はエバークック、料理のクオリティを求める人はティファールを購入するのがオススメです。
使いやすさ重視…エバークック
料理のクオリティ重視…ティファール
エバークックは、お手入れが簡単、軽くて日常使いしやすいといったメリットがあります。
ティファールは火の通りが均一、本体が頑丈といったメリットがあります。
私は働いていて子供もいるため、平日は扱いやすくお手入れが簡単なエバークックを使います。
逆に休みの日など、ちょっと凝った料理がしたいなと思ったときにはティファールを使います。
エバークックは油落ちが良いから、忙しい平日はとても助けられているよ!
では、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
エバークックのおすすめポイント4選
エバークックはコーティングが長持ち
まず、エバークックは、コーティングが長持ちします。
ティファールのフライパンは2年くらいでコーティングの劣化を感じはじめました。
しかし、エバークックは2年経過後もコーティングの持ちを感じています。
ネット上の口コミでも、コーティングが長持ちするという意見が多かったです。
エバークックは、接着剤を使わずにコーティングする独自の技術により耐久性を高めています。
その証拠に、エバークックのフライパンには1年保証が付いています。
コーティングが剥がれるために何回も買い替えるのは面倒だから嬉しいね。
コーティングの性能も高く、食材も綺麗にひっくり返すことができます。
扱いが難しい半熟の料理も綺麗に作れるので、目玉焼きやオムライスのクオリティが上がりました。
エバークックはとにかく軽い
エバークックのフライパンはとにかく軽いです。
フライパンが軽いと、調理や後片付けがしやすくなり、料理のハードルが下がります。
毎日使うものだからこそ、扱いやすさは重視したいですよね。
どれほど軽いのか、エバークックとティファールの本体の重さを比較してみました。
まずは、22cmのフライパンで比較した結果がこちら。
エバークックのほうが145g 軽いという結果になりました。
つぎに、26cmのフライパンで比較した結果がこちら。
エバークックのほうが142cm軽いという結果になりました。
エバークック | ティファール | 重さの差 | |
22cmフライパン | 491g | 636g | 145g |
26cmフライパン | 698g | 840g | 142g |
エバークックのほうが深さがあるにもかかわらず、140g以上の差があることが分かりました。
ちなみに、140gはチンゲンサイ1袋や週刊コミックス1冊分の重さだそうです。
エバークックは洗い物が楽になる
エバークックは後片付けが簡単です。
油汚れや焦げ付きはスポンジで1回こするだけで綺麗に落ちます。
以前はスポンジで何回も擦り洗いしないと油汚れが落ちず、小さなストレスを感じていました。
しかしエバークックに変えてからは二度洗いが不要になり、洗い物の時間が短縮できています。
水道代と洗剤も節約できるので一石二鳥です。
エバークックは深型のフライパンが多い
エバークックは深型のフライパンで料理の幅が広がります。
深型のフライパンってそんな良いの?
と思う方もいるかもしれませんが、カレーや豚汁など汁物の作れるため、料理の幅が広がります。
フライパンだと難しいけど、鍋出すほどでもない…って時、あるよね。
また個人的には、ガス台に汚れが飛び散りにくくなったのが嬉しいポイント。
深いフライパンだと、調理中に汚れが飛び跳ねるのをガードしてくれるんですよね。
エバークックについてもっと詳しく知りたい方はコチラ。
エバークックのデメリット
エバークックの魅力についてご紹介してきましたが、買う前に知っておきたいのがデメリット。
特に筆者が強く感じたのはこちらの2点です。
コーティングが付いているフライパンは基本的に強火厳禁ですが、特にエバークックはコーティングが黒く変色してしまいます。
エバークックは通常のフライパンと異なる技術でコーティングを施していますが、高温には弱いため、中火以下での使用が推奨されています。
またティファールは深型フライパンのため、収納に場所を取りやすいこともデメリットです。
個人的には、エバークックを買うなら着脱式一択だなと思います。
スリムに収納したいのであれば、ティファールがおすすめです。
ティファールのおすすめポイント4選
焼きムラができにくい
ティファールは熱伝導に優れていて、ムラなく均等に熱が入るように設計されています。
エバークックは軽さが売りですが、そのぶん中心部分しか焼き目が付きません。
一方、ティファールは焼きムラを防ぐためにフライパンの底面が厚くなっています。
また、フライパンの底面も火に接する面積が多くなるように設計されています。
参考までに、同じ22㎝のフライパンで底面を比較してみました。
右がエバークック、左がティファールです。
並べると、一目瞭然ですよね。
直径はティファールが18.4cm、エバークックは15.3㎝という結果でした。
たった3㎝と思うかもしれませんが、体感で熱伝導率はかなり違うなと感じます。
また、ティファールは2021年にコーティングを大幅リニューアルしています。
熱伝導率のほか、コーティングの性能もアップしました。
進化を続ける姿勢は、さすが世界のティファールさんです。
マークで適温が分かる
ティファールには、適温をマークで教えてくれる機能が付いています。
適温が分からず、フライパンが温まる前に食材を入れてしまった経験はありませんか?
ティファールには適温をマークで教えてくれるため、食材を入れたけどまだ早かった!という失敗がなくなりました。
フライパンが温まる前に食材を入れると、肉汁などが出てしまうので気を付けよう。
安心のフランス製
ティファールのフライパンは、安心のフランス製です。
エバークックは中国製ですが、ティファールは、美食の国として名高いフランス製。
1954年に世界で初めて「こびりつきにくいフライパン」を開発した由緒あるブランドです。
また、ティファールの取っ手は造りが頑丈で使いやすいです。
ティファールの取っ手は装着したときにはカチッと音がするので分かりやすいのもポイント。
参考までに、エバークックの取っ手と並べてみました。
エバークックの取っ手もしっかり固定されるけど、ティファールのほうが安定感があります。
ティファールはスリムに収納できる
ティファールはスリムに収納できます。
エバークックもティファールも、取っ手が外せるタイプは重ねて収納することができます。
しかし、ティファールはフライパンの高さが低いので、よりスリムに収納できます。
参考までに、それぞれの高さを計測してみました。
ティファールが5.5cm、エバークックが7.5cmという結果でした。
たった2センチと思うかもしれませんが、台所の限られたスペースに収納することを考えると、この差は大きいですね。
新しいフライパンが欲しくなってきた!
でも種類がありすぎて、どれを買えばいいのかわからない…。
エバークック・ティファールを買う時のポイント
エバークックやティファールは、サイズ違いのフライパンや鍋とのセット販売が多いです。
たくさん組み合わせがあると、どのセットを選べばいいか分からなくなってしまいますよね。
また、同じブランド内でもいろいろなシリーズが出ていたりします。
そこで、最後にエバークックとティファールを買う時のポイントについてご紹介します。
エバークックを買う時のポイント
・4点セットか7点セットがオススメ
・オール熱源用のほうが種類豊富
・フライパン単品だと割高
まず大前提として、エバークックはセットで購入するほうが断然安いです。
またガス火専用タイプは着脱式がなく、カラーも少ないので、オール熱源用がオススメです。
そこで、フライパンを購入したい方にオススメなのがこちらの4点セット。
サイズ違いのフライパンが2枚と、取っ手、フライパン蓋が付いてきます。
フライパン蓋って必要?と思う方もいると思いますが、どのサイズのフライパンにも使えて取っ手部分が折りたためるのでとても便利ですよ。
鍋も一緒に揃えたい方は、こちらの7点セットがオススメです。
こちらは先ほどの4点セットに18cmの鍋と蓋が付きます。
限定のグレージュカラーがかわいいです。
さらに冷凍保存に便利なプラスチック蓋付き。
このセットがあれば、大抵の料理は作れちゃいますね。
ティファールのおすすめセット
・3点セットか8点セットがオススメ
・ガスコンロが使える家はガス火専用を買う
・フライパン単品だと割高
ティファールは、ガス火専用のフライパンも種類が豊富で、本体も軽いです。
そのため、ガスコンロが使えるご家庭ではガス火専用をオススメします。
フライパンと取っ手を単品で購入すると割高になってしまう点はエバークックと同じです。
まずはフライパンだけ欲しい方にオススメの3点セットから。
上記がIH兼用、下記がガス火専用の3点セットです。
値段はあまり変わりませんが、ガス火専用は1枚が深型になっています。
ティファールのフライパンセットは専用蓋が付いていないことがほとんどです。
別売りもしていますが、高いので個人的にはわざわざ買い揃える必要はないかなと思います。
鍋とフライパンを一緒にそろえたい方には、こちらの8点セットがオススメです。
こちらはIH兼用で、フライパンと鍋が2つずつ、その他に専用蓋3枚と取っ手が付いてきます。
ガス火専用のセットを探している方にはこちら。
深型フライパンまで付いてきて10,000円で買えるお安さ。
ティファールでこの価格はお買い得です。
フライパン蓋は他のメーカーでも代用できる!
「セットにフライパン蓋がない…。」と思った方へ。
サイズが同じであれば、現在のフライパン蓋でも代用できる可能性があります。
我が家は鍋蓋やエバークックのフライパン蓋で代用できました。笑
まとめ
では改めて、それぞれの特徴のおさらいです。
使いやすさ重視…エバークック
料理のクオリティ重視…ティファール
フライパンは毎日使う調理器具なので、こだわって買いたいですよね。
どちらも万能なフライパンなので、ライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
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