
エバークックとティファール、どっちにするか迷うな~。

どっちもそれなりに高いし、下調べしてから選びたいよね。
フライパンブランドとして抜群の知名度を誇るティファール。
一方で、知名度を上げている、こびりつきにくいフライパンでおなじみのエバークック。
どちらのフライパンに買い替えるか、悩む方も多いですよね。
そこで今回は、ティファールを10年、エバークックを3年愛用している私が、それぞれの特徴について紹介したいと思います。
商品のデメリットについても辛口で書いているので、参考にしてみてください。
結論|使いやすさ=エバークック、クオリティの高さ=ティファール

結論を先に述べると、おすすめの選び方はこちらです。
使いやすさ重視…エバークック
料理のクオリティ重視…ティファール
使用感を辛口でまとめてみました。
エバークック | ティファール | |
こびりつきにくさ | ![]() | ![]() |
コーティング耐久性 | ![]() | ![]() |
熱伝導率 | ![]() | ![]() |
軽さ | ![]() | ![]() |
よごれ落ち | ![]() | ![]() |
本体の頑丈さ | ![]() | ![]() |
価格 | ![]() | ![]() |
エバークックは、油汚れがこびりつかない、本体が軽いといったメリットがあり、日常使いしやすい人にオススメです。
一方ティファールは、本体が頑丈で均一に火が入るというメリットがあり、料理にこだわりたい人にオススメです。

平日は仕事があるので、使いやすいエバークック、
休日など凝った料理をする時はティファールを使用しています。
では、それぞれのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
エバークックのメリット4選

エバークックはコーティングが長持ちする
エバークックは、コーティングが長持ちします。
ティファールのフライパンは2年くらいでコーティングの劣化を感じはじめました。
しかし、エバークックは2年経過後もコーティングの持ちを感じています。

ネット上の口コミでも、コーティングが長持ちするという意見が多かったです。
エバークックは独自の技術でコーティングが施されていて、補償も付いています。

コーティングの性能もバッチリで、食材も綺麗にひっくり返すことができます。
半熟卵も扱いやすくなり、目玉焼きやオムライスのクオリティが上がりました。

エバークックはとにかく軽い
エバークックのフライパンはとにかく軽いです。
調理や後片付けがしやすくなるので、意外と重要なポイントです。
どれほど軽いのか、まずは22cmのフライパンで比較してみました。

26cmのフライパンでも比較してみました。

エバークック | ティファール | 重さの差 | |
22cmフライパン | 491g | 636g | 145g |
26cmフライパン | 698g | 840g | 142g |
結果をまとめると、エバークックのほうが140g以上軽いことが分かりました。
ちなみに、140gは週刊コミックス1冊分の重さだそうです。

他のフライパンを持った後にエバークックを持つと、軽さに驚きます!
エバークックは洗い物が楽になる
エバークックは後片付けが簡単です。
油汚れや焦げ付きはスポンジで1回こするだけで綺麗に落ちます。

以前はスポンジで何回も擦り洗いしないと汚れが落ちず、小さなストレスでした。
しかしエバークックに変えてからは二度洗いが不要になり、洗い物の時間が短縮できました。
水道代と洗剤も節約できて一石二鳥です。
エバークックは深型で使いやすい

エバークックは深型なので料理の幅が広がります。
深型のフライパンってそんな良いの?
と思いますが、カレーや豚汁などの汁物が作れるので、かなり便利です。

フライパンで作れないけど、鍋出すほどでもないし…って時あるよね。
深いフライパンだと、汚れが飛び跳ねるのをガードしてくれるのも嬉しいポイントです。
エバークックのデメリット3選
エバークックの良いところばかりお話ししましたが、デメリットについても紹介します。
特に私が不便だなと感じるデメリットがこの3つです。
- 強火で使えない
- 焼きムラができる
- 収納がかさばる
最大のデメリットは、強火で使えないという点です。
正直エバークックもティファールも強火NGですが、エバークックに至ってはフライパンの表面が黒く焦げます。

これがエバークックのコーティングの弱点で、コーティングの強度も落ちやすくなります。
もう1つ感じたデメリットは、焼きムラができるという点です。
フライパンの中心部はよく焼けますが、外側はあまり焼き目がつきません。
熱伝導率の良さはティファールの方が優れているなと感じました。

餃子、ホットケーキなど、ひっくり返すと外側がまだ生焼けというときも…。

またエバークックは深型の場合、重ねても高さがあります。
スリム収納したいのであれば、ティファールがおすすめです。
ティファールのメリット4選

今度はティファールの特徴について紹介します。
焼きムラができにくい
ティファールは熱伝導に優れていて、ムラなく均等に熱が入るように設計されています。
エバークックは軽さが売りですが、そのぶん中心部分しか焼き目が付きません。
一方、ティファールは焼きムラを防ぐためにフライパン底面が厚くなっています。
また、フライパンの底面も火に接する面積が多くなるように設計されています。
2つを比較すると、ティファールのほうが火に接する面が多いことが分かります。


たった3㎝の差ですが、使っていると熱伝導率はかなり違うなと感じます。
また、ティファールは2021年にコーティングを大幅リニューアルしました。
熱伝導率だけでなく、コーティングの性能もアップしています。
マークで適温が分かる

ティファールには、適温をマークで教えてくれる機能が付いています。
食材を入れたけどまだ早かった!という失敗がなくなります。

私みたいにせっかちな人だと、
温まる前肉を入れちゃって、肉汁が出てパサパサに…という失敗を防げます。
安心のフランス製

ティファールのフライパンは、安心のフランス製です。
エバークックは中国製ですが、ティファールはフランス製。
1954年に世界で初めて「こびりつきにくいフライパン」を開発した由緒あるブランドで、知名度も高いです。
本体はもちろん、取っ手も頑丈で使いやすいです。

エバークックの取っ手と並べてみました。


ティファールのほうが素材も頑丈で、しっかりしています。
装着した感じも、ティファールのほうが安定感があります。

ティファールの取っ手は10年以上使っているけど全く壊れる気配なし!
ティファールはスリムに収納できる

ティファールはスリムに収納できます。
エバークックもティファールも、取っ手が外せるタイプは重ねて収納することができます。
しかし、ティファールはフライパンの高さが低いので、よりスリムに収納できます。
それぞれの高さを計測すると、ティファールが5.5cm、エバークックが7.5cmという結果に。

たった2センチですが、台所の限られたスペースに収納することを考えると大きな差です。
ティファールのデメリット3選

フライパン王道のティファール!ですが、やはりデメリットもあります。
私がティファールを使って感じたデメリットはこちらの3つです。
- 油汚れが一度で落ちない
- 本体が重い
- 2~3年でコーティングが劣化する
日々使っていて一番感じるデメリットは、油汚れが一度で落ちないことです。
ティファールは洗っても油が残ってしまうため、毎度2~3回洗い直しています。
表面がツルツルしているエバークックと違い、ティファールの表面はザラザラしているので油が残りやすいのだと思います。

さらに本体が重いので、フライパンを出したり洗ったりという作業が大変に感じます。
慣れてしまうと気にならないのかもしれませんが、エバークックと交互に使っていると、全然違うな~と感じます。

これが毎日のプチストレスなので、忙しい日はエバークックを使っちゃう。
また、ティファールは有名なブランドですが、実はどのブランドでもいずれはコーティングに寿命が来ます。
ネットでは2~3年でコーティングが劣化したという口コミが多く、現に私も2年くらいでコーティングの劣化を感じました。
有名ブランドであっても長くは使えないという点に注意しましょう。

でも、エバークックもティファールもたくさん種類があるよね。
セットで揃えたいときのオススメはどれ?

私はフライパンを1つだけ買い替えたいんだけど、
単品で買うならどれがいい?
【目的別】おすすめのエバークック・ティファールはこれ!

エバークックもティファールも、サイズやデザインの違う商品がたくさん販売されていますよね。
自分に合ったフライパンはどれなのか探すのもひと苦労です。
そこで、目的別にエバークックとティファールのおすすめ商品を紹介します。
フライパンを1個だけ買い替える場合
今使っているフライパンを、1個だけ買い替えたい!という方はネット購入がおすすめです。
というのも、ネットの方がサイズやカラーなどラインナップが豊富だからです。

量販店だと特定のカラーやサイズしか置いていないことが多いよ。
基本的に3,980円以上だと送料無料なのと、ポイント還元で安くなる楽天市場での購入がおすすめです。

エバークックのオススメはこちらです。
エバークックαという上位モデルで、LDKのフライパンランキングで1位を獲得したモデルです。
安心のコーティング2年保証付き。
ティファールではこちらの深型フライパンがオススメです。
数あるティファールのなかでも、一番コーティングの強度があるのがこのアンリミテッドシリーズです。
鍋とセットで揃えたい場合
鍋もフライパンも同じセットで揃えたいという場合は、初売りやブラックフライデーのセールを狙うのがオススメです。

特にオススメはイオンとドンキです。
6~8点くらいのセットが1万円くらいで買えるのでかなり安いです!
ネットでもセール時に安く買えたという声多数。

セールまで待てないときはどうしたらいい?
値段は少し上がりますが、楽天やAmazonでも購入できます。
ネットではアイボリーなどの限定カラーもあり、バリエーションが豊富です。
デザインにこだわりたい人はネットでの購入がオススメです。
IHではなくガス火を使っている場合
これまでIHとガス火兼用の商品を紹介してきましたが、ガス火を使っている方はガス火専用フライパンを選ぶのが断然オススメです。
理由は大きく2つで、
- 値段が安い
- 本体が軽い
というメリットがあるからです。
特にティファールはガス火専用のほうが断然安いです。
エバークックはカラー展開が少ないのが寂しいところ…。
ただガス火専用の方が断然軽いので、使いやすさを求める方にオススメです。
他のメーカーの取っ手は代用できる?
「ほかのメーカーの取っ手は持ってるから、フライパン本体だけ買い替えるのはアリ?」
という方もいると思いますが、実はアリ!
ほどんどのメーカーで取っ手が代用できます。
エバークック、ティファール、サーモス、ニトリあたりの取っ手は確認済み。
フライパン本体だけ買い替えたほうが安く済むので経済的です。
まとめ|エバークックとティファールは使い心地に違いあり!

では改めて、それぞれの特徴のおさらいです。
使いやすさ重視…エバークック
料理のクオリティ重視…ティファール
フライパンは毎日使う調理器具なので、こだわって買いたいですよね。
どちらも万能なフライパンなので、ライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
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