大和ハウスオール電化は電気代が高い?乗り換えは?【入居者が解説】

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オール電化に住むと気になるのが電気代。
今回は大和ハウスのオール電化(賃貸)に4年以上住んでいる私が、下記についてまとめました。

・オール電化は電気代が高い?
・毎月の電気代はどれくらい?
・電力会社の乗り換えはできる?

※この記事は、D-roomの電気代に賛同・批判する意図で作成したものではありません。
ご自身に合った最適な電気会社を選びましょう。

結論|大和ハウスオール電化の電気代は値段相応

結論から言うと、我が家の場合電気代は値段相応でした。

平均より高い料金が請求されているというわけではなさそうでした。
しかし、オール電化だと普通の物件よりも電気代が高いのは当たり前。
値段相応といったところです。

では、具体的に毎月の請求額がいくらになるのか、見てみましょう。

大和ハウスオール電化の電気代はいくら?

大和ハウスのオール電化(賃貸)に3年間住んで分かったことは2つです。

・値上げ前は平均的な電気代だった
・値上げ以降電気代は跳ね上がったが、相場を見ると高いわけではない

まずは値上がり前の電気代をご覧ください。

・2人暮らし(5月に第1子誕生)
・寒冷地在住
・1LDK
・平日の日中は不在
・暖房と冷房はエアコンのみ

使用年月 2021年 2022年
8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
使用電力量 300kWh 230kWh 320kWh 510kWh 770kWh 750kWh 710kWh 590kWh 310kWh 240kWh 240kWh 230kWh
電気料金 8070円 6370円 8420円 13610円 21770円 21900円 21480円 17710円 9190円 7250円 7500円 7540円

※個人情報のため使用電力量と電気料金の1桁目を四捨五入しています。

1年を通してみると、夏場と冬場の料金差が大きいです。
毎月の電気代の平均は12,567.5円。
大手住宅サイトのHOME’Sによると、2人暮らしの平均は12,904円です。
値上がり前の電気代は平均並みでした。

値上がり以降の電気代はこちらです。

昨年度 11月 12月 1月
8,430円 13,610円 21,780円
今年度 11月 12月 1月
13,870円 21,520円 33,360円

順調に値上がりしていますね…。
例年12月と1月は1万円の差がありますが、3万円台はきついです。

どこも電気代は値上がりしているからしょうがないけど、高いよね…。

ところが、他の電力会社と比較すると値上げ後の金額も値段相応であることが分かりました。
詳しくは次の項目で解説します。


「今すぐ何とかしたい…!」
という方向けに、すぐにできるオール電化向けの節電対策もこちらで紹介しています。

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大和ハウスの電気配給サービスとは

そもそも、大和ハウスの賃貸では大和リビングの電気配給サービスと契約になる場合がほとんどです。
通常であれば、D-room入居者には「D-roomでんき」というプランが適用されます。
しかし、オール電化は大手電力会社の電気料金が適用されている可能性があります

どちらの契約になっているのかは、入居時にダウンロードしたD-roomのアプリで分かります。
まずD-roomアプリから、myD-roomにログインします。
ページ下部にある「賃料・各種料金」をクリック。

毎月の請求額の一番下にある「電気料金」をクリック。

ページの中断あたりに、現在の契約状況が載っています。

電力会社名に「〇〇電力」と記載されている場合は大手電力会社のプランが適用されています。


もし契約者別名がD-roomでんきになっている方は、はこちらの記事を参考にしてくださいね。

大手電力会社と法人契約になっていた

我が家の契約はこのようになっていました。

我が家の契約状況

電力会社名:東北電力
契約種別名:よりそう+ナイト10

上記の表記の意味がよくわからなかったので、問い合わせをしてみることに。
回答は以下の通りです。

・この物件は東北電力と法人契約をしている
・東北電力の電気料金を適用している

法人契約とは、個人ではなく事業者が契約者になることをいいます。
この場合、大和ハウスと東北電力が法人契約しているということになります。
そのため、電気代の支払いも、問い合わせも大和ハウスが窓口になっています。
私たちの希望で簡単に契約内容を変更することができない、とも取れますね。

電気料金は大和ハウスが設定している料金ではなく、東北電力の料金が適用されているとのことでした。

中身はオール電化向けの電気料金プラン

では、「よりそう+ナイト10」とはどのようなプランなのでしょうか。
試しに東北電力のHPを見てみると、「よりそう+ナイト10」のページを発見しました。

よりそう+ナイト10

・夜10時から朝8時までの時間帯がお得なプラン
・昼間時間から夜間時間に電気の使用を移行することで電気料金の節約になる

つまり、エコキュートなど夜間に電気量を使用するオール電化向けのプランです。
大和ハウスの電気料金プラン(D-roomでんき)にはこのようなオール電化向けのプランがないので、東北電力と法人契約しているのかなと思いました。

また、大和ハウスから聞いた電気料金単価と、東北電力のHPに載っている電気料金は確かに一緒でした。

燃料費調整額の上限がない点に注意

オール電化向けプランで注意しなければいけないのが、燃料費調整額です。

燃料費調整額

電気料金の中でも燃料価格の変動を電気料金の反映するための料金のこと。
日本は燃料の多くを輸入に頼っているため、世界情勢に左右されやすい。

通常、燃料費調整額には上限が設けられています。
上限がないと電力会社がいくらでも金額を上乗せできてしまうためです。
しかし、「よりそう+ナイト10」のページにはこのような但し書きがありました。

本メニューでは、燃料費調整単価の算定に用いる平均燃料価格に上限を設定しておりません。
燃料価格が高騰した場合(平均燃料価格が47,100円を上回る場合)は、特定小売供給約款の料金プランと比較して燃料費調整単価が高くなります。

引用:東北電力

つまり、「よりそう+ナイト10」には燃料費調整額の上限がないのです。
上限の廃止は2022年12月以降の電気料金から適用されています。

従来の電気料金プラン(従量電灯など)では上限が法的に設けられているのですが、電力自由化以降に誕生した電気料金プランでは上限の撤廃が相次いでいます。

試しに先月の電力量で試算してみました。

燃料費調整額だけで4642円の値上がり…!?

比較サイトでは一番安いという結果に

ゾッとしてしまったので、ほかの電力会社に乗り換えるといくらになるのか試算してみました。
今回は電力会社の乗り換え比較サイトを使いました。

今回利用したのは、エネチェンジ というサイトです。
郵便番号などを入力するだけで簡単に電気料金の比較ができます。

試算してみたところ、まさかの東北電力が一番安いという結果に
一番安かったidemitsuでんきでも、東北電力のほうが年間501円安いという試算でした。
我が家はこのプランで様子を見ようと思いますが、どの電力会社も料金の変動が激しいので、定期的に見直す必要がありそうです。

大和ハウスでも電力会社は乗り換えできる

でも私たちは大和リビングの電気配給サービスと契約しているよね。

電力会社の乗り換えってできないんじゃない?

担当者へ確認する前に、乗り換えできないと思い込んでしまう方も多いと思います。
しかし、大和ハウスでも電力会社を乗り換えできる可能性があります
乗り換える際には以下の点に注意しましょう。

・乗り換えを断られる場合がある
・手続きには時間がかかる場合がある

乗り換えできたという口コミがある一方、物件によっては断られたというケースもあります
ちなみに私の物件は乗り換えできることは確認済です。
まずは問い合わせしてみましょう。

また、上記のように乗り換え手続きがスムーズにいかなかったというケースも。
乗り換えに必要な番号をなかなか教えてもらえなかったという口コミもあったので、早めに手続きすることをオススメします。

また、エネチェンジ 電気チョイス では担当者が無料で乗り換え手続きのサポートをしてくれます。
このようなサービスを利用するのも1つの手ですね。

対策して、一緒に乗り越えましょう!泣

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大和ハウスは月額保証料に気を付けて

「月額保証料」の存在も頭に入れておいたほうがいいです。
なぜなら、電気代が高くなるとと月額保証料も高くなるからです。
契約書類をよく見てみると、月額保証料として以下のような式が書いてあると思います。

月額保証料=(総賃料+電気代)×〇%+800円

1%と表記しているサイトもありましたが、私の物件は3.〇%でした。
電気代の値上がりはこうしたところにも影響するので、特にオール電化の場合は注意が必要です。

まとめ|電気代は定期的に見直そう

いかがでしたか?
我が家では、他の電力会社よりも今のプランのほうが安いという結果になりました。
そのため乗り換える予定は今のところありませんが、今後の動向に注目したいと思います。

D-roomはアプリで契約情報や電気料金が確認できるから便利だよね!

今でこそ電気料金が値上がりしているので敬遠されがちですが、我が家はオール電化で良かったと思っています。
なぜなら、住んでいる地域に都市ガス物件があまりないからです。
以前住んでいたプロパンガスの物件では、冬場の請求額が15000円近くなることもありました。
電気料金が値上がりしている間は辛いですけどね(笑)

オール電化は電気代の影響を大きく受けること、契約しているプランを把握しておくことが大切だということを学びました。
皆さんも一度、試算してみてくださいね。

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